それでも、やっていく
NHKスペシャル ドキュメント 能登半島地震 緊迫の72時間
2024/1/1に起きた能登半島地震に関する番組がやっていたので見た。地震でお子さん3人と奥さんを亡くした旦那さんや、次にいつ病院搬送できるか分からない状況で命の選別を迫られたお医者さんなどが出ていた。見ていて胸が締め付けられるような話ばかりだった。見ていてしんどすぎて、チャンネルを変えたりテレビを消そうかとも思ったが、これは見なければならないものだと思い、最後まで見た。
別に自分は石川県や被害に遭われた地域になにか縁があるわけではない。医療従事者でも災害に関わる人間でもない。それでも、自分になにかできることはないのだろうかと思いながら見ていた。
今、自分はマーケティングツールとソリューションを提供する会社で仕事をしている。当然医療従事者でもなければ、災害に関わるような仕事でもない。マーケティングツールなのでプッシュ通知などは送れるから、それを災害時の情報提供ツールとしてつかってもらうとかで何らか役に立てたりすることは、もしかしたらあるのかもしれない。ただ、そのような用途は本来想定していない使い方だし、事業としてもそのような非常時を想定した部分を伸ばしていくことはないだろう。つまり、今の自分の仕事は今回の災害のようなタイミングで直接的に役に立てることはあまりないし、自分の仕事が誰かの命を直接的に救うことができる可能性は相当低い。
自分に、自分のような人たちにできることはないのだろうか。今すぐ仕事をやめて、医師や看護師、人命救助に関わる仕事に転職するなりそのためのスキルを獲得すべきだろうか?当然そうはならない。そうなったらこの世の仕事は医療に関わるものだけになってしまう。結局自分に今直接できることはない。寄付くらいだろうか。
それでも、直接的にできることなんてなにもなかったとしても、自分は今の仕事や仕事以外も含めた活動をしていける。それが人類の進歩に本当に微力ながらでも貢献する限り。自分の仕事が直接的に人命に関わらなかったとしても、間接的には、それが経済活動を活性化させ、それが巡り巡って人を救うための技術や制度を良くするのに少しではあれど貢献しているのだ。自分の発信が誰かの助けになったり誰かを鼓舞し、それが巡り巡って進歩に微力ながらでも貢献しているのだ。無力と思っても、決して無力ではないし、一人の歩みが人を進歩させ、人が楽しく幸せに生きるための礎になると信じて、やっていくだけ。